293 赤だし味噌汁

先日「激まずの味噌汁」を飲ませて頂きました。
所は東北での話なんですが、それはそれですごい話なんです。
私は「まずい味噌汁を飲まされた」ので怒っているわけではないのです。
場所柄、赤味噌が手に入りにくい場所で、作ってもらって苦労しているなぁと思った
のです。

前にも書きましたが、東北などは「赤味噌」が一品も並んでいないスーパーがある
くらいですから、赤味噌ないですかと聞けば「ありません」と簡単に答えられて
しまうのです。更に、「あんなのが必要なんですか?」と名古屋人の私に向かって
言いかねないのです(そりゃあ、私を見ても名古屋人とはわからないと思いますが)

それで、思わず料理店店主に聞いてみたのですが、「なぜ赤だしを出されるのですか」
「あさりなど貝類の味噌汁は美味しいと思うのです。だから、赤味噌も使っているの
ですが、今日は貝類がなかったので野菜にしたのですが・・」と言われるのです。
と、言うことは地元の味噌と赤味噌を使い分けているのだが、今日はたまたま野菜を具に
赤味噌を使ったと言うことなんでしょう。

私がまずいと思ったのは、出しの取り方が全然足らないのです。もっとかつお味か
にぼし味を効かせてもらわないと強い味噌に負けてしまうのです。
それに煮立てすぎだよと言いたかったが、このさい黙っていました。

で、このあたりは強調して教えてあげなくてはいけないと思い、声に出して教えて
あげました。「うんうん、その使い方は正解です。貝類などの味噌汁には絶対に
美味しいと思いますよ」と・・(店主にっこりなんです)
特に寒しじみなどの様に味の濃い物には、強い個性の赤味噌の方があうのです。

日本全国色々と行きましたが、こだわりがある寿司屋さんや和食屋さんでは
赤だしで出されるお店が多いと思いますよ。

最後に店主さんに聞きましたが、「家でも赤だしで貝汁飲んでいますか?」と聞けば
やはり少し無理がありますね。なじめませんと言われちゃいました(笑)







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