260 喫茶店とモーニング

「名古屋のモーニングはすごいぞ」と言う話は、よく聞くことですが、実際には正確な
話ではありません。
都市部ではドーナッツ化現象というものがあり、名古屋市の中心部では以前から
人口が激減しているのです。
そしてコーヒーを注文したら、あれもこれも付いてきたみたいな話は名古屋周辺の市の
方がすごいのではと思います。
名古屋のテレビ局が夕方に特集を流したりしていても、話題になるのは周辺地域だから
です

テレビで紹介されていたから、あそこはすごいと聞いたから、お茶(コーヒーを飲みに
行くこと)を飲みに行きましょうとは名古屋人なら思いません
5分の法則ではありませんが、徒歩で5分、自転車で5分、車で5分が限界の
移動距離なのです。
確かにモーニングのサービスも喫茶店を選択する重要な要素なんです。でも、これが
一番ではなく、それ以上に場所が近いが優先されるし、雰囲気がいいとか、定位置が
キープできるのかが問題なのです

この定位置と言う感覚なんですが、いつも同じ場所、もしくは同じ様な場所に腰掛け
られるのか大切なんです。
つまり、喫茶店も我が家の延長線上にあり、友達と待ち合わせる場所であったり
会う応接室であったり、モーニングが付いてくるので家族の朝食にもなります

こんな光景も普通なんですが、ランドセルを背負った子供と親が喫茶店に来ます
お母さんが「そろそろでしょう」と言うと、子供は「行って来ます」と喫茶店から
一番に出ていきます。そしてお父さんが「そろそろ行くは」と言いながら出
お母さん一人で飲んでいると、お母さんの友達がやってきて、そのまま談話が続きます

この様に長時間店内に居続けるのですから、居心地とかマスターの人柄って重要な
要素になっているのです。
今では少なくもなりましたが、昆布茶が出されたら、そろそろお会計をって合図だった
りもしますね。

住宅街の喫茶店の中には非常に入りにくいお店もあります。
毎日同じメンバーが同じ席で座っているのです。勝手がわからず、どこに座ろうかと
思っていたら、店内にいるお客さんにチラッと睨まれたりもします
他のお客さんを眺めていると、新聞を広げながら黙って座ります。
すると、「いつものやつだ」と目で挨拶をしたり、「おはよう」と朝の挨拶をするだけ
で、モーニングが運ばれてくるのです
私もこの口なんですけどね。。

喫茶店が生活の一部であるかの様に振る舞っている名古屋人にとって、これは普通の
感覚なんです。
そして他府県に行くと、なんて喫茶店が少ないんだろうと嘆きます。
と言うよりも名古屋が多すぎるとの指摘も受けました(笑)

そうそう、肝心のモーニング話なんですけど、コーヒーの価格も色々で
300円から350円くらいで、トーストと茹卵程度は普通に付くと思います
そして400円くらいでサラダなど色々なメニューが追加されますから、このあたりは
他府県でも味わえることだと思いました。名古屋だけ特別と言うことはないみたいです
ただ、極端にすごいと言う店舗がいくつかあると言う話です

あと、特徴的なことに週刊誌なども充実していて、漫画を読みに喫茶店も当たり前だし
昼御飯にランチを食べに行く場所って感覚も普通ですね
ランチ食べてコーヒー飲んで7〜800円くらいが標準でしょうか







Copyright(C).K.Miyuki. All Rights Reserved