257 自家栽培

人間らしい生活とか、疲れ切った都会生活にと野菜を育てる人や田舎暮らしを
紹介するような話が多くなってきたと思います。
やっぱり自然が一番だなぁと共感できる自分も疲れているのかなぁと思います。
しかし、農業をやればもっと疲れると思うのですが、
それは「ここちよさ」の問題かと思います。憧れなんでしょうかねぇ・・・

自分で作った野菜はうまいと言います。
それは農薬を使っていないし、水々しさが違うからぁと皆同じ様な事を言いますね。
ある部分で言い得ていると思う部分と違うのではないのかと思う部分があります。

農薬を使う部分では、「売る為の作物」と「食べる為の作物」では根本的に違うと
思うのです。
1家族が食べる程度の野菜を作っている様では農薬も無縁でできるでしょう。
失敗したと思っても食べられないだけだし、虫が食べた、多少端の方が傷んでいた等でもよけながら食べることも可能だと思います。
天候や栽培条件で確実に生産しなくてはいけないと思えば、
対処措置として「農薬」を読んで字のごとし「薬」として用いる時もあります。
農薬イコール悪と言う形にはならないのでは思います。

農薬とは別の問題だと思いますが、今の時期なすを作られている方もいらっしゃると
思います。プロの目から見れば、こんな皮の固いなすなんて食べられないでしょうと
言われます。
しかし、自分で作ったと思う気持ちがおいしく食べようと思っていますから、
美味しく感じられるのでしょうね。
おすそ分けでもらった、なすで美味しいと感じたことはないです。私
やっぱり売られているプロの作品はうまいと思います。

そうだなぁと思う部分は、現在近郊農家が栽培しているものがすべて手に入る時代ではなくなってきました。
生産地と消費地はどんどんと距離的にも遠くなってきます。
遠くに送るからこそ輸送基準も考慮しなくてはいけなくなり、
実が傷まないようにと早い段階で出荷するとか、
持ちのいい品種に変更しなくてはならなくなるでしょう。
樹上完熟と言う言葉がありますが、最高な状態まで待って食べれば
やっぱり美味しいですね。
作物のことをよく観察していないと、これがなかなかわかることではありませんが、
取り頃とは「数日」の世界です。
この事がわかるようになると自家栽培で本当に美味しい物が食べられると思います。
家庭菜園でもいいから、美味しい物を食べたいですね。








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