248 セーフガードその後

国内農家保護目的だと始めたセーフガードですが、流通に携わる自分の感想を
書いてみたいと思います。
ねぎは国内農家ががんばっていると思いますから、
それほど影響は感じられませんでした。
しかし、椎茸は影響がもろに出たという感じがします。
来週よりセーフガードの影響で、椎茸の輸入が少し減ると思うから高くなりますよと
聞いていました。
価格が高くなるのかと思っていたら、現実には順調に商品が入ってこない様な話から
始まりました。
今日は中国産しいたけが入荷しているけど、あまり物がよくないですと
言われたこともありました。
段々と騒動も落ち着いてきましたから、以前と変わらぬ品質のしいたけが
入荷するようにもなりましたが、やっぱり価格は2倍以上になりました。
かと言って、国産しいたけはどうなっているのかなぁと思えば、
こちらも品薄で今日は高いよと、いつも言われている感じです。

椎茸を専門に扱う担当者の話では、今頃になって何をしてくれるのかと話されています。
もう国内農家がやる気をなくしているのに、今頃保護名目でこの様な措置を
取られても、はいそうですかと物量を増やせるわけもない。
中国は中国で、今からどんどんと出荷しようと思っていた物を、
はいここまでねといきなり関税をかけられては売れる物も売れなくなる。
中国では農産物を出荷することによって、外貨獲得を国策として取り組んでいるので、
しいたけがお金になると思えば、どんどんと栽培してきます。
産業は雇用を生みだす原動力の部分もあるのです。

では、いきなり高い関税をかけられた生しいたけはどうなってしまうのか?
考えられることは「乾燥しいたけ」にすることですね。
今度は乾燥しいたけの値崩れが始まっています。
なんでこんなに安いのと思うほど本当に安いと思います。
中国は中国で、車・携帯電話・クーラー等を対抗措置として、
高い関税をかけると言っています。しいたけ等の農産物から始まったことが
色々な業界に影響を及ぼしています。
関係者にしてみればびっくりするような話かと思いますが、
結果としてなんだったんだろうと思います。

何をどうすれば一番よかったのかと言うことはできないのですが、
1人々が何を求めるのか、買うのかと考えるより他はないのかと思います。
食べ物と言う食料は、もはや国際的に考えなくてはいけない時代なのかと思いますから、
買う人、食べる人、1人々が少しずつでも考えていく必要はあると思いました。
結論は出ないと思うけど・・・







Copyright(C).K.Miyuki. All Rights Reserved