247 バンドル販売

もう、何年前の話でしょうか?
現在では当たり前の様に見られるバンドル販売(ウインナーやハムを2袋ずつ
セロテープでしばる等)ですが、どの様にしてこれらが主流になったのかと考えると、
以前、各メーカーが競い合っていると、段々と販売単価が下がってきました。
あるメーカーがこれ以上1品単価を下げるのなら、もっと売上を上げたりとか
物量をかせがなくてはと思い、バンドル販売が始まったのかと思います。
価格を下げているのですから、多く売れるようにならなくてはいけないことですね。

店頭でウインナー2袋をセロテープでバンドルし、「ズバリ380円」とか
「お買い得380」などの、割安感のあるシールを付けていました。
商品を納品し、価格をつけたり陳列・商品チェックと多くの作業を
こなさないといけないので担当セールスも大変だったと思います。
それかしばらくして、あるメーカーでは工場の段階で2袋を1袋にしばり
出荷されるようになりました。
現場での作業軽減が目的だったのですが、いつのまにかこれらの商品が
主流になったのかと思います。

定番と特売の考え方もあると思います。
常時置いておかなければいけない物を定番と言いますが、
こちらはあるかないかが問題であって、1袋いくらと販売されています。
一方、特売の方は価格を下げて販売量を上げることを目的としていますから、
2袋、3袋とまとめて販売します。
特売の方は、定番があって更に行うことですから、
ある意味あってもなくてもいいことなのです。
今日は「これが安い」と商品が設定してあればいいことです。
この様な商品は価格を下げていますから、たしかによく売れます。
だから、いつも置いてある状態から、段々と定番化しつつあり、
1袋を定番価格で売る意味もなくなってきたのかと思います。
いずれにしろ日付管理等は同じ事をしているので、
より多く売れる物を品揃えする必要があると思うからです。

結果として、このことから1袋で販売することがなくなってきました。
2袋も買うのは多いから、1袋にして下さいと言われるお客様もいらっしゃいます。
しかし、流通経路としてバンドルで商品が入荷していますから、
逆に今では店頭でテープを切って商品を作り直さないといけない環境にもあります。

食べる側、買う側からすれば、必要な物を必要量欲しいと思うのは当たり前のことです。
販売する側の考えでは、1袋はすぐに食べてもらって、
もう1袋は冷蔵庫でキープしてもらっても、いつでも食べられるので便利なのではと
考えています。
家族構成も色々とある時代ですから、販売方法も色々とあっていいとは思うのですが
、仕組みとして今はこの様な販売方法が主流となっています。

ハム・ウインナーが並んでいるコーナーは、加工品メーカーが競争している売場です。
自社製品をいかに多く売るのかと考えているので、更にもう1袋追加して
「割安感」を演出するメーカーも出てくるのではと思います。
100グラムあたりとか1袋あたりの価格は下がっているとは思いますが、
結果としての支出は、どんどんと高くなっている気がしますね。

売る側の論理みたいな話ですが、お菓子の小袋ってありますよね。
小さな袋がたくさん入ったお菓子です。
少しずつ食べられるので、最後まで美味しく食べられるとか、
小分けするのに便利だと言う考え方です。これとハム・ウインナーも
同じではないかと言うのです。
必要量だけ使ってもらえればいいだけですから、2回分、
3回分と考えて下さいとの事です。







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