232 空想列車の旅 −旅先で−

旅先で見知らぬ人と仲良くなることもあるが、これも旅の楽しさだと思う。
先日、隣通しに座った人が、俺が名古屋から来たと言ったら、「味噌カツ」「海老フライ」
「ういろう」と食べ物の事をよく知っているやつだった。
異国の地で、我が食のことを知っている人に出会うと妙に親しみを感じ、
うれしかったなぁ。
そかそか知っていてくれるんだねぇと、、こちらもいつにまして饒舌になり、
もっと詳しく教えてあげたいと思うし、今度遊びに来たら、
どこでも連れていってやるよとも言っていました。
やっぱりうれしかったもんなぁ

誰だって、お国自慢はしたいし、誇りも持っていますからね。
こんな感情を俺は持っているのに、恥ずかしい話が相手の国の事は全然知らなかった。
自分の頭のなさを恥じ、申し訳ないが聞いてしまった
「あなたの国の事を全然知りません。申し訳ないが何が有名なのか教えて欲しい」と・・

その方は少し考え込んで、何が有名なんだろうと言います。
沈黙の時間を少し過ごしましたが、何だろうとまた言われます。
俺は心の中で思いましたよ「おいおい、自分の住んでいる場所に何も
教えてくれるものはないんかよぉ。
俺が知っているか、どうかなんて問題ではないでしょう」「なんだぁこの沈黙は・・・」

そうこうしているうちに、自分が昔聞いた話を思い出し、
「こんなのもあるでしょう」と言うと、「そうそう」と言われます。
それも思ったのですが、有名だとも思っていないし、
私はあまり好きじゃないんです。

(・・?) エッ(自分が好きではないと思ったら、話もしないのか、、
こいつは。。お国自慢をしろって言っているのに、ひょっとして何もしらないのかなぁ)

俺は心の中で、ぶつぶつと思いましたが、もっと自分の国の事でも勉強せいと
思いましたよ。
そう言われてみれば、名古屋のコラムで日本人が日本の勉強をしなくてどうするって
言うのが書いてあったなぁ (*^▽^*)ゞ あんたのことかも知れないよ











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