220 やっぱり個人通販でしょう

通販の世界にも下請け、孫請けみたいな事があるのですね。
別にだましたり、だまされたりするような話ではありませんが、
少し考えさせられる事がありました。これを読まれる方の中には体験したことのある人も
少なくないとは思います。

パンフレットや広告みたいなものに、果物や野菜が美味しそうに写真で
紹介されています。調理例や盛りつけ、風景写真や生産者の写真と共に旬の味、
産地の味を堪能してください。満喫してくださいと書いてあります。
この様な物を見たことがあると思いますが、お中元やお歳暮に、お友達に贈ったり、
自分のために買われる方もいらっしゃるでしょう。

通販業者も多くなってきましたから、どの様な経路を通って商品が流通しているのかが
見えにくくなっている部分もあります。
不特定多数の人に短い時間で多くの商品を流通させようとすると、
それなりの施設や仕組みが確立されていないとできない事情もあります。
別に間違っている表現をしているとは思いませんが、
例えば美味しそうなメロンの写真、バックに富士山の写真、
生産者風な人がニコニコしている写真があれば、
当然のように静岡から贈られてくるのだろうと思います。これは何か勘違いなのでしょうか?

実際には名古屋の市場に静岡産のメロンが大量に入荷します。
ここで仲卸し業者がすべて箱を入れ替えて、包装します(流通の箱から贈答用の箱に入れ替えている)。包装され直した箱は宅配業者が全国各地に送ります。
静岡のメロンが送り先には届きますから問題はないと思います。
複雑な流通過程を経るとは思いますが、パイプラインを考えると、
この様になることも致し方ない問題かとも思います。

ネットに関して言えば、通販を行ってくれるページは数多くあると思うのですが、
ほとんどのページでは商売として成り立っていないと思います。
通販通販と言うだけで、中々うまくいっていないページの方が多いと聞いています。
宣伝力の不足だと言えばそれまでだと思いますが、
本当に一生懸命作物を栽培している人には、通販を行うだけの資本力や
設備・人材が揃っていない所の方が多いためかと思います。
通販ページを訪れるたびに感じることですが、商売のページよりも栽培方法とか、
自分の思いを切々と書き続けるページの方から買えばいいのにと思います。
今なら、お願いすれば美味しい物を美味しい時期に送ってもらえる生産者が
作るページがあります。
この方々のやる気があるうちにお友達になった方がいいなぁと思います。
わざわざ作り手が見える場所で買える環境にいながら、
訳の分からない流通業者を利用することに何の意味があるのでしょう。

いい物を生産し続ける人に通販業務は中々大変な仕事だと聞いています。
販売の上ではバランス感覚で仕事をしているようなものです。
今以上多く通販が増えれば、栽培の方を考えなくてはいけないし、
少なすぎると面倒になりやめてしまう所もでてくるでしょう。
その意味でも、名古屋の味「通販」と書かれたリンク先は、
まだまだ生産・栽培に力を入れているページだと思いますから、
利用してもらうのもいいかもしれません。
まずページの方にも遊びに行って欲しいと思います。

*確率の問題だと思いますが、私個人の気持ちとしては、
「毎月、美味しい物を送ります」みたいな所はどうかと思います。
上のような仕組みで物流に物を言わせていると思います。
さすがネットの時代だと思いますが、生産者個人と友達のような付き合いをしながら、
食べ頃を送ってもらった方が美味しい物が食べられる予感がします。
でも、お金もこの方が多くかかるかもしれません。
物を食べると言うよりは人柄を買うことになると思うからです。
どっちがいいのかは買う方の判断だと思います。

*この様な話もあると言うことです。言い訳しておかなくては・・*








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