180 孫芋

少し里芋の時期からは離れてしまいましたが、お総菜バイキングを行ったときの話です。
1グラム1円均一で販売するのですが、つまり100グラム100円ですね。
里芋といかの煮付けを販売していたのです。
お客様が自分の欲しいだけをカップに入れて計量して販売するのですが、
一生懸命芋だけを取っている方がいらっしゃいました。
感覚的にはいかばっかり取ってもらっては困るなぁと思いながら見ていたのです。
*中にはこの様に色々な食材が入れてある場合かたよった取り方をされる方も
いらっしゃいます。
しかし、現在では心配するようなことはなく彩りよく買われる方が多いです*
里芋の孫芋だけを取っておられるのです。
さすがだなぁと感心していたのですが、なら残された里芋は誰も買わないのかと思うと、
そんなことはありません。きれいに売れていきますね。
この事は何を意味するのかわかるのでしょうか?

ここまでこだわっている方も今や珍しいことですが、確かにそれくらいの価値はあると
思います。
通常の里芋は茎の一番下に親芋(大きめの玉かぶくらいでしょう)があり、
そこから子芋(こいも:せつきとも呼ばれ、途中にえぐり取られた跡があります)
その先にできるのが孫芋です。
孫芋は頭に切り口があるだけで、横には何も傷や切り取られたような跡がありません。
比べたらの話ですが、子芋と孫芋を食べ比べると孫芋の方がキメが細かいと思います。
価値観からすると倍はありますから、選り孫(よりまご:孫芋だけに選別された芋)は
高く販売されています。
中には特殊な里芋もあり、親が美味しい里芋もありますし、
地方にだけ栽培されている芋もありますから、お店の人に聞かれてもいいですね。

子芋だろうと孫芋だろうと煮付けて食べていればそんなに違う事はないでしょう。
しかし、流通上混ざって販売されていることが普通です。
見れば一目瞭然ですが、食べるときに少し注意をしながら孫芋を選んで
食べていると通なのかと思います。
今日は里芋の煮付けだと言いながらちゃっかり孫芋を選択しながら食べていると
非難されるのでしょうか (*^▽^*)ゞ

おまけ
*中国から里芋が輸入されていますが、価格にいたっては日本の半値以下です。
食べ比べると日本の方が美味しいと言われる方もいらっしゃいますが、
中国でも日本が孫芋を珍重することを知っているので孫芋が多く入った箱が
輸出されています。
味がと言うほど私は気になりませんから、孫芋が多く入る率が高い中国里芋の方が
価値あると思います。もちろん食べる時は地場物を最優先で考えていますけど・・・







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