151 世代を受け継ぐ

今年のおせち料理はみなさん作られるのでしょうか?
全部とは言いませんが1部分でも手作りをと考えられている方もいらっしゃるでしょう。
私はおせちに対して思いが深く、もっと打算的に考えている部分がありますね。
私の同級生くらいでも、(昭和30年代生まれ)おせち料理は
お母さんや祖母が作ってくれるので、もっぱら食べるだけと言われる方も
いらっしゃいます。
遠くに住んでいるのなら送ってもらうことも可能ですし、
帰ったときに食べさせてもらうとも言っています。
だから今まで作ったこともないし、できないと思うと言われます。

私は毎年お母さんと交代で、今年の黒豆・たつくり・きんとんは私で、
お母さんは昆布巻きにその他大勢ね(笑)と役割分担をしながら覚えてきました。
もちろん最初の頃は教えてもらう所からスタートしましたが、
段々と私の味も認められてきたのかと思います。
義母さんも同郷ですから、そんなに味付けの違い等はないですね。
微妙に違う部分は私がすり寄せていますが(笑)

おせち料理は素材から作りますから、各家庭の作り方や味付けの仕方が
ずいぶんと違うものだと思います。
もちろん本にも色々と紹介されていますが、なるべくなら親に聞くようにしています。
素材の組み合わせですから違って当たり前だと思います。
やはり私が同じように作れるようになったときには親もよろこびましたね。
少し残念そうな顔も気になりますが・・

一番楽しかったのはできなくて、これこれこの様に作るのよと教えている時でしょうか?
ただ、単純におせちを教えてもらって作ると言う事だけではないと思っています。
お母さんがお婆ちゃんに、お婆ちゃんはまたお母さんにと教え続けていると思うのです。
この流れを自分の代でなくしたくないと思っているだけです。

子供たちが台所に立つようになったら、お母さんと一緒に特訓したいと思っています。
おせち料理にできる食材が手に入るのは1年に1回程度ですし、
今年が抜けると2年後という感じになってしまいますから、そうなっては忘れてしまうか、
やめてしまうのかと思います。
それこそ私の目が黒いうちは必ずおせちを作り続け、食べ続けると決めています。

子どもが私と同じ年代になった頃には、おせち料理づくりも手渡し、
もっぱら食べては口だけで語っていきたいと思っています。
これくらいの事を考えていないといつまでたっても作らされるし、
味を受け継ぐことはできないと思います。

日常の食事ではあまりこの様に考えてはいませんが、おせち料理だけでもと
特別な思いを持っています。
私はお婆ちゃんを早くに亡くしましたが、お母さんから聞いた話では
そんなことまでするのかと言うほど丁寧に作り上げ、
おせち名人と言われていたほどです。お母さんは卒業後ずっと働いていましたから、
味は覚えているが作り方はずいぶんと忘れてしまったと言われます。
名人の作ったおせちも食べてみたかったと言えば、
あなたが小さい頃は食べていたのよと言われますが、なぜか何も覚えていません( ;^^)ヘ..
みなさんも作って欲しいと思うなぁ 代々の味









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