147 おせち料理って何でしょう

有名料亭やホテル・デパートが販売されるおせち料理があります。
価格が何万もしても高いと思わない人が増えていると思いますが、
何を基準に考えているのでしょう。
ただ単純に自分が作れないのでとか、これくらいの食材を利用すれば
結構高くつくと理解しているのか、手間や量目・味付け・雰囲気なのでしょうか・・・

本来、おせち料理に使われる食材は安い物ばかりでした。もちろん豊富に
取れる食材やそれしかなかったことも要因なのかもしれません。
たつくりに使用されるイワシの稚魚でも昔は取れすぎた時に畑の魚粉として
利用していました。
数の子でも大量ににしんが取れる時代には食品保存方法として塩蔵にされ、
語呂合わせ的に「子宝に恵まれる」と話したものです。棒たらやにしんもそうですね。
1年間台所に立ち続けるお母さんがお正月くらいは家族と一緒に休みたいと思い、
安い食材をいかに手間暇かけて長く食べられるようにとしたものです。

しかし、おせち食材も乱獲や環境の変化で漁獲量や生産量がどんどんと減っています。
数の子などは「黄色いダイヤ」とまで言われるようになっています。
この様に天候や環境に左右される食材ばかりを使ったおせちが
安くできるはずがありません。
確かな素材と技法・手間をかけて作られるのですから、おせちを買われるのであれば
確かに高くつくと思います。

ここで提案なのですが、おいしい料理屋さんを見つけたり、
おせち料理を買ったことがある人は何が美味しかったのかを覚えておきます。
それで、早い段階で無理にお願いしてでも、それだけを買われたり、
料理方法のコツなどを聞かれるといいですね。
やはり職業として作られているのですから多くの手間がかかっているか、
ちょっとしたコツみたいなものがあります。
重箱の様に硬く考えずに美味しい物を欲しいだけ揃えられるのも楽しいのかと思います。









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