131 変な親父

私のおとうさんではありません。名前がばれるとまずいので・・
懐かしい顔ぶれで多くの人が集まり、みんなで食事をすることになり焼肉屋さんに
行きました。
人数が多かったので宴会場みたいな場所を準備してもらい、
1つの卓に10人ほどで座りました。
席に着くやいなや突き出しが出て、生ビールを注文。
その間にカルビだホルモン焼き野菜ともうやたらめったら注文していました。
一人が注文を出すのですが、横からあれもこれもとお願いしていくので注文を聞く
お姉さんも大変でした。

次から次へと運ばれてくるお肉をどんどんかたっぱしから焼いては食べていきます。
最初はみんなお腹が空いていますから、どんどんと生焼けだろうが
食べるくらいのスピードです。
やっぱりこの様になってくるとあらわれるのが仕切屋さんですね
自分ではあまり食べませんが、肉をひっくり返し、野菜も焼いてと、、
それ焼けたからこれを食べて〜みたいに活躍してくれますね。
まあ、ここまでくると黙っていても何でもしてくれるので、おんぶにだっこです。
言われるがままに食べています。

そろそろ食べられなくなってきて、食事のペースが落ち会話が主体になっくるのですが、
この仕切屋さんは許してくれません。次から次へと焼き続け人のお皿にまで
入れてくれるのです。
時折焼けたとか次焼けるぞと教えてくれるのですが、最初はありがたかった存在も
段々と申し訳なさと恐ろしさに変わってきました。
ここから先は業なのかと思いました。
そろそろ宴も終わりに近づき、会計を頭数で割って割り勘精算にしました。
さっと席を離れる時に、目の前の親父さんは肉とか野菜を網の上に並べ始めました。
みんな帰ろうとしているのに、今頃から何を焼き出すのかと思い、
帰るって言っているよと教えてあげると親父さんの返答はこうです。
「この肉をまた売られるといけないので、売れないようにしているだけだ」と言われました。
初めて聞いた様な感じですが、今までそんなことを考えたこともありませんでした。
言われてみれば今まではどうしていたのかとも思いましたが、
普通は捨てられてしまうのだと思っています。

宴会料理や人が多く集まる場所での食事は多めに作られて、
出されて捨てられる事の方が多いと思います。
この様に単品でも注文ができるのなら、少量づつでも食べられるだけ注文して、
追加すればいいと思いました。
家族で食べに行けばこの様な事は起きにくいと思うのですが、
人数が多くなると「みんな」と言う言葉で「誰が」と言う責任感がなくなるから食べ残しが
多く発生するのなら考える必要があると思います。
せっかく美味しく出してもらった食材なら、
きれいにみんな食べてあげたいと願っています。








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