127 おばあちゃんたらぁ

おかあさんたちの苦労話をよく聞かせてもらう事がありますが、戦中戦後の話です。
食べる物もなくて本当に困った、だから子供たちには食べ物で苦労させたくないと
言うような話を聞いたことはないでしょうか?
本人を前にしながら、こんな事を言うと失礼な事かと思いますが、
食べ物について多少感覚が違うような感じがします。
多くの料理を食卓に取り揃え、あれを食べなさい、これを食べなさいと勧め上手にも
感じますが、実の親子だと、つい、そんなに食べられないと言ってしまうし、
うっとうしくも思ったものでした。もちろん今は感謝しています(*^▽^*)
親の心子知らずではありませんが、気持ちは大変よくわかると思うのです。

でも、今は食あまりの時代で年がら年中手が届く場所には食べ物があります。
食事に始まって、おやつや間食、はたや外食もあります。
運動量もどんどん減っていますから、お腹が空いたと感じることもなくなってきました。
年輩の方で、今の幼稚園児のお弁当ができると言う人も少ないそうです。
少ない量で彩りよく盛りつけたりする事はなかなか難しいですね。
少ない量を作ることがなかなか難しいと言われます。
昔は大鍋にたくさん作った物だぁと言われ、冷蔵庫に入れて温めながら
食べることもしたし、そんな捨てるなんてもったいないこともしません。
傷みかけると味を濃くするような事もしました。

小さい頃から、この様な光景を見ていると、食べると言うことに執着がなくなり、
夢は好きな物をすきなだけ食べられるのがいいなぁと思っていました。
こんな世代が今度は親になっています。
食べたくなければ食べなければいいでしょうという感じでしょうか
子どもの頃嫌な思いをしたぶんだけ、子どもが言うことに理解をしめそうとします。
核家族化現象が進み、親と同居しなくなる家庭も増えてきました。

おばあさんと会うときはどちらかと言えば、お客さんの様な感じになってきました。
お互いが意識して、今だけなんだからという気持ちがあるのでしょう。
つい、おばあちゃんは色々と物をすすめたり、お嫁さんは断ることに必死という感じを
受けます。実の親子なら「もう、いいよ」って感じでしょう。
義母さんになると、「ごめんなさい」とか一応は受け入れるのですが、
心の中では嫌だなぁと思うこともあります。
世代の違いもわかりますが、お互いの体験を通してこの様な思いになっているのだと
思います。

きちんと話し合えば、わからないわけではありませんが、どうしても言ってしまうのも
仕方がないことだと思います。
おばあちゃんの世代の人に考えてもらいたいことは、子供たちに食べ物やおもちゃ等を
買い与えることよりも、もっと体を動かすことを勧めた方がいいと思うのです。
それで、お腹が空いたから何か食べ物をとくれば、すすめなくても食べています。
おかあさんも時と場合によりますが、おばあちゃんが作った物なら教えて
もらったりとかして、味覚をともにする事もいい事だと思います。
本にもよく掲載されていますが、おばあちゃんの知恵袋って本当にいいことが
書いてあります。
この様な体験をした人の話ってとてもためになると思うのです。
けっして、皆さんがしてないとは思いませんが、
この様な親子関係を見る事がなくなってきていることに残念でたまりません








Copyright(C).K.Miyuki. All Rights Reserved