118 栗拾い 2

いつもお世話になっている農家さんは、栗拾い1で書いた場所に近いのですが、
観光栗園の反省を踏まえて栗拾いのお世話になろうと思いました。
農業や家庭菜園等土に触れられている方は別ですが、
それ以外の方が作物とはどの様になっているかを知ろうとする場合は
どの様にしているのでしょう。
ただ、実際に畑を見るのとは少し感じが違うと思うのです。

車で1時間ほど走るのですが、道路際で100円均一野菜を売っている方々と
お友達になっています。
以前も書きましたが平均年齢60歳を越えるような方々です。
そろそろ栗が店頭に並び始めましたが、
農家さんは「今年は花が少なかったから昨年よりは少ないと思う」
「今度の日曜日くらいがピークじゃないかなぁ」と教えてもらいました。
栗にも早生やら中手・晩生とタイプがあって、その中にまた品種が色々とあります。
やはり一番多いのが晩生なのでしょう。一番収量があります。
観光農園ではありませから、栗拾いは作業になります。
結局、私たちは観光農園に行っても拾う事が目的なので、
なら、農家さんの所へ行って拾わせてもらえばいいと思い、お願いしました。
もう、長いつきあいなので快く受けてもらえました。

朝早くから伺って申し訳ないと思いましたが・・
(野菜市に出荷するときは朝は荷造り等が忙しいのです。
本来栗拾いは午後の作業)
栗畑に行くとびっくりです。あたり一面に栗が落ちています。当たり前かぁ
この品種はイガがはじけて栗が飛び出すので、この様に落ちているのです。
栗畑はそんな平らなところではありませんから、
急斜面を転がっていってしまうこともあり、
探すときでも下の方まで探します。枯葉の下に潜り込んでいるのもありますから、
きっと拾って歩いた後でも、ずいぶんと残っていると思いますよ。
おむすびころりんの絵本をちらっと思い出しましたけど・・・

拾い忘れた栗は虫が食べたり、他にはいのしし・ねずみ、
他にはなんとごきぶりも食べるのだそうです。
かじった跡でわかると言われるのでわからないことばかりです。
雨が降れば2日もしないうちにだめになるしと、
畑に返したと思えばいいと言われます。
前日に雨が降りましたが、雨が降るとイガが雨を吸って重みではじける前に
落下する物も多いのです。
その様な場合は足で広げて中身を取り出します。
収穫期を迎えて、雨が降れば本当に忙しいくらい拾えます。ここまでくると、
もう体験どころではありません。農作業です

先にも書きましたが、私にとっては貴重な体験だったと思います。
都市部に暮らしているとこの様な体験をするためにはお金を出さないとできないのです。
やれ潮干狩りや・みかん刈り・いちご刈り・ぶどう刈りと、、全部お金がかかりますし、
何も情報を得ません。
この様に農家さんにお願いして、収穫のお手伝いをすると収穫時のコツや、
やっていいことや、いけない事も教えてもらえます。
多少嫌な顔をされることもありますが、、
こんな感じで多少の迷惑をかけていますが、毎日やっている農家さんにしてみれば、
必ずと言っていいほど、なんで、そんなにしたいのと聞かれます。
ある部分で体験って自分の財産になると思うし、知識の向上が目的なのでしょう。
これが無料で体験できるのなら、自分にとっても好都合なのです。
まあ、自然の中で生計を立てている人たちには、
あまり考えられないような事なんでしょう。
私でも、これが商売なんだと思えば、こんな風には考えませんね。
一番おいしい作業だけしかお手伝いしないのですから・・

収穫もバケツで10杯ほどみんなで拾いましたが、もう最後には汗だくでした。
雨後による湿気が高いのでむんむんでしたから。
で、お土産にとバケツ半分くらい持って帰れと言われますが、
もう、平謝りでご辞退いたしました。
そんなにいっぱい頂いては処理しきれないし、食べ切れません。
1キロほどは頂きましたが、なんと欲のない事と笑っておられました。
とても楽しい1日でしたが、いい汗をかいて、お土産までもらっちゃって、
とてもいい体験をしたと喜んでいます。
皆さんの中に同じ気持ちを持たれている方は試されるといいですよ。

*私が収穫した栗は「銀寄せ」という品種で、ピークは10月の第1週でした。








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