117 栗拾い 1

子どもがまだ幼稚園の時だったと思いますが、
日曜日のお昼にテレビを見ていたら
「栗ごはん」の作り方をやっていました。
普段ならそのまま見過ごすような話なのですが、
その時は急に栗拾いに行きたくなり、
子ども聞いたら行くというので早速出かけました。
観光栗園の場所はある程度知っていましたから、
車で小1時間ほど走っていくとやたら看板が
目に付くようになってきました。
観光栗拾いの看板に混じって、芋掘りやら、
松茸あります等の看板も多かったです。
めざす栗拾い園に着いたときには、多くののぼりや、
中日新聞(名古屋の観光地では後援をしている)の旗が
駐車場を囲むように飾ってありました。

観光バスで来られる方々もいらっしゃるのでしょう。
大変大きな駐車場です。
奥の方には弟2弟3と書いてありましたから、
来るときはそうとう来るのでしょうと思います。
しかし、私たちが来たときには車数台しか止まっていませんでした。
日曜日というのにもう、終わりなのかと思っていましたが、
受付に行くと「大丈夫ですよ」と係りの人に言われ、
大人1300円 子ども900円を支払い、
栗園専用の袋を手渡されました。
もちろん、この袋にいっぱい入れるまでの料金を含んでいるのでしょう。

子供たちは、我先にと園内の中を走り回っています。でも、
栗をなかなか見つけられません。
通り過ぎる他のお客さんの袋には多くの栗が入っています。
子供たちがあったと言っては袋に入れていますが、
ちょっと見せてみなさいと言うと、
小さな穴が空いていて、ああ、これは虫食いの後だからだめだと
言いつつも手渡しました。
なんだ、虫食いなのかと言いつつもポケットに入れて、
袋には入れませんでしたが、しっかりとキープです。
子供たちは半袖、半ズボンで、お父さんは下駄を履いて
本当に栗拾いをしに来ているのでしょうか?
まるでちょっと遊びに来たというくらいの感覚なのです。
栗園は結構、起伏の激しい山なのですが、
登りづらそうに登っては草の影に隠れているような栗を
探す始末。そんな目に見える様な場所には、もう栗など落ちていることはありません。
それでも1時間ほど楽しんで拾っていましたが、あまりにも拾えないので
イガ付きの少々青い栗も袋に入れて持って帰りました。
わかったことは開店と同時に来ないと栗はみんなに拾われてなくなると言うことです。
こんな昼から出かける人もいないのでしょう。

出口でおばさんが袋を見たときに、袋の半分も栗が入っていないし、
イガも入っているので「あれあれ、残念そうに拾えなかったのかい」と子どもに言い
「ちょっと待ってて」と裏に入って行ってしまいました。
そうですね3人合わせて、ようやく1つの袋がいっぱいになるくらいですから少ないです。
でも、栗は後処理が大変と思っていましたから、これくらいでもいいと思っていたし、
子供たちが拾う体験をしたのでよかったとも思っていました。
栗の箱を抱えながら、あらわれたおばちゃんは「僕たちの袋を貸せや、
おばちゃんが栗を入れるから」と子供たちの袋に栗を入れてくれるではありませんか。
おばちゃん親切にも「これは虫食いだからだめだ」と出す始末。
おかげで食べられる栗はほとんどないことが判明。
「よく覚えておくのだよ」と教えてもらえました。
子供たちも、うれしかったのかおばさんにありがとうと言い、袋を大事に抱えています。
おばさん笑いながら、普通は規定量以上に拾う人がいるので、
色々と注意するようなポイントみたいな事があるが、
あんたらは欲がないねぇと言われました。
ここの栗園では、ほぼ2ヶ月ほど開園していますが、
どうしてそんなに長く開園できるのでしょう、
毎週末大勢の方がいらっしゃいますが、
それにしては計算がちと合わない感じがします。
これ以上書くと差し障りがありますが、
なぜか、子供たちの袋に入れてもらった栗は熊本産と書いてありました。









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