104 製造者と販売者

どの様な商品にも裏面に「製造者」や「販売者」と表記しています。
この表記は明確に違います。読めば当たり前の事なんですが、
「製造者」はもちろん作っている会社や人なんです。
「販売者」は販売しているだけか、もしくは製造販売をしているが本社機能を
利用しているので販売者と表記していることもあります。
大きな食品メーカーになってくると全国に工場がありますから
「販売者」表記のそばに記号を記していることがあります。
だいたいは印字になっていますが、これが工場を特定します。
さきの話題になった雪印でも多くの工場があって、驚きましたけど・・・

販売者の中には不思議なメーカーも存在しています。
自社工場を持たずに販売だけしている会社です。
もちろん製品として販売しているから責任の所在はしっかりとしています。
多くの販売メーカーは「仕様書」を作り、作ってもらえる製造者と契約をしています。
工場では多くの人材や設備投資が必要になりますが、
自前で工場を持たなければ加工料として商品原価に反映されます。
一方、加工工場でも工場稼働率が上がるようなら契約もしたくなるのでしょう。

私たちの大好きな「魚肉缶」なんですが、そうそう魚がいつも手に入る訳では
ありませんから、すきやき缶詰やおかず缶として野菜やお肉等を
使用した缶詰も作るのです。これらで年間工場を安定的に動かしてきました。
これはほんの一例なんです。

商品のパッケージ等が違うので中身が違うと思われるような商品でも
一緒という事もあるし、味を変えてはいますが製造している工場は同じと
言うことも多くあることなんです。
何か不祥事が起きたときに工場生産を止められると、
色々な商品が姿を消すこともまんざらの話ではありません。

販売力さえあれば、なんでも作ってもらえるような工場も増えてきました。
そうそう、食品には関係ないのですが、化粧品工場は本当に検査態勢が厳しく、
工場を作ることは無理と言われています。
が、化粧品自体を企画することは簡単なことなのだそうです。
興味があるようでしたら、あなたのブランドでも作りませんか?








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