71 にぼしとたつくりは違うよ

なんでこの様なことを書かなくてはいけないのでしょうか
当たり前だと思う人は飛ばしてもらっても結構です。
わからないという人は笑われるので読んでくださいね

そもそも、この話はたつくりでだしを取って、
みそ汁にしたのだがまずかったと言って
電話をもらったのが、発端です。
怒っているその方にはきちんと説明しましたが内心、
この様なことで電話しないでほしいと思いました。

だしをとるのはにぼしです。たつくりはお正月に食べる「たつくり」にしますね。
よく似ていますが、決定的に違うのは
にぼしは茹でて乾燥させます。たつくりは生のまま乾燥させるだけです。
だから似ていても用途が全然違います。

にぼしをよく見るとぐにゃぐにゃと、背中が曲がっています。
これは新鮮な状態で茹であげるのでこの様な形になります。
死んだような魚を茹であげればやっぱりまっすぐになっています。
もちろんおなかは切れていない物が上物です。
このにぼしで上品なだしをとろうと思うと頭と腹を手で取り除くのが基本ですね。

対して、たつくりの方は生の状態で天日乾燥させられるので
まっすぐな状態になっています。なにも手を加えていないし、
加熱殺菌していないので生食したりすると食あたりを
起こすこともあります。だから生食やだし取りは使用できないのです。

ただ、たつくりはにぼしに比べれば味が数段上ですね。
味をいっさい逃がしていないからでしょう(にぼしは茹であげるときにだし汁に
でていってしまう)
お店でもたつくりは年末商材として考えているので普段より販売している
お店も少ないのです。
しかし、子供のおやつと思うとたつくりの方がおいしいですから、
買い求めて食べてみてください。
そのことがわかっているお店には年中並んでいます。

たつくりを炒っている家庭もありますが我が家では素揚げにしちゃいますけどね
その方が早く仕上がるからです。









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