鬼まんじゅう

●「芋ういろ」「芋ういろー」
 さつまいもを角切りにして、小麦粉を使用した「蒸し菓子」ですが
 さつまいもの皮をそのまま生かす店と、皮をむいてしまう店があります。
 大きさは「どらやき」位の大きさで、さつまいもの食感と
 もっちりとした甘みが特徴です。
 見た目が鬼の頭か、鬼ヶ城を思うからなんでしょうかねー(鬼まんじゅう)
 原料にさつまいもを使用しているため、本当においしい時期は秋頃でしょうか

 覚王山の梅花堂は「鬼まんじゅう」有名です。
 高校の時、梅花堂のお兄ちゃんとはよく遊ばせてもらいました。(笑)


●お母さんの味「芋ういろ」を作りましょう
■材料を準備しましょう

【母】芋ういろと言うくらいだから、やっぱりおいしい芋じゃなきゃだめよ。
   あまい芋が一番いいのよ。今なら鳴門金時が一番おいしいのかしら
   秋口の芋が一番おいしいのよ。
【私】はい、はい メモしておきますね。それよりも材料を準備しなくては・・・
【母】さつまいも・小麦粉・砂糖・塩 これだけよ
【私】あれ、重曹とかベーキングパウダーみたいにふくらませるような物は
   いらないの?
【母】私は入れない。芋が青くなっちゃうじゃない、、
   入れるときは酢を少し入れるのです
【私】はぁ、酢を入れるのですか?
【母】酢が重曹の臭みを取り除くし、芋の色変わりも多少は防ぐのね。
   それと家で食べるんだから色粉も使わないんです
【私】どうりで市販されているのは黄色い訳なんですね。
   蒸し器の準備もするのですよね〜?
【母】えっ!!どうやって作る気だったの・・・・・
【私】すいません。準備します。



■それでは、作ります
【母】あなた蒸し器にお水を入れて、火をかけてください。
   もちろん手ぬぐいをちゃんと敷いてね。
【私】水はどれくらい入れるのでしょうか?
【母】そりゃあ30分くらい蒸すからたっぷりと入れておけばいいよ
【私】はい、、と(返事をして水をたっぷりと張った蒸し器を火にかける)
【母】小麦粉に砂糖と塩をひとつまみ入れて、水で溶きます。
【私】あれあれ、分量は・・・
【母】あなたね〜そんな難しいこと言わないの!!見ていればわかるでしょう。
  しょうがないわね〜 ようは芋をつなげる程度に作ればいいのよ。
  反対に考えてコップ1杯の小麦粉なら、大さじ2杯程度の砂糖でしょう。
  で、塩はひとつまみ
  水を入れてホットケーキくらいの固さに混ぜるのよ。
  なめてみて甘め〜って感じ。
【私】なら、さつま芋の分量が・・・・・
【母】だから、言っているでしょう。つながる程度なんだから、
   芋が少ないとおいしくないの。
   こんなのは芋をたっぷりと入れるからおいしいのよ。
   あなたの好きなように入れなさい・・
【私】σ(^◇^;)、、、、たっぷりですね。(笑)
【母】それよりも、何ぼやぼやしているの!!
   さつま芋を早く切って下さい。ちゃんと大きさは揃えて切るんですよ。
【私】皮は厚くむくのですか?それとも薄く・・・?
【母】何を言っているのよ。商売屋じゃないんだから、太い芋を買ってくれば
   皮ごと切っても大した量じゃないのよ。
   皮も彩りで美しいのでそのままでいいの!!
   もちろん洗ってあるでしょうね・・・・・
【私】あっ、はい。洗うのは洗いました。
   そっか〜細いのを買ってくると皮が目立つのね。(*^.^*)エヘッ
【母】ぼやぼやしていないの(^。^;; お湯が煮え立っちゃうじゃないの・・・
【私】1センチ角くらいでしょうか、多少のバラツキはありますが、
   なんとか切れました。
【母】かしなさい、、で、芋をこのネタの中で混ぜて、蒸し器の中に入れます。
   ふたを取るときにぶわ〜っと湯気が出ている状態で入れないとだめです。
【私】ありゃ、いっぺんに入れちゃったのですか?
   でっかいホットケーキ見たいですね?
【母】まただよ。そんな売り物みたいに小さな物を作っていたら、
   鍋がいくつあってもたりないじゃない。昔からこの様にして作っていたの
【私】そっそうですよね。家庭料理なんです。。。。あっはいσ(^^)
   どれくらい蒸したらいいのでしょうか?時間的には・・・?
【母】時計なんか見たことがないから、わかんないね〜
  まあ、20分くらいでしょうか。芋に箸をさしてみてすっ〜と通ったら
  できあがりだね。
【私】・・・・・・・・・・・・・・・・・( ・_・)ジッ・・・・・・・・(鍋を見ているだけ)
【母】段取りが悪いわね〜 洗い物を早くやらなきゃ!!
【私】あっ、はい

*なんか、適当に作っているようでも、よく考えています。
  これがお母さんの知恵なんです。



■できたのかな??
【母】(箸を差しながら)もう、そろそろね。なら、出して下さい。
【私】(ふたを取りつつ手ぬぐいを取ろうとしたら)うわっちっち Y(>_<、)Y ヒェェ!
【母】何しているの!!・・・ いったん火を止めてから、蒸気を抜くんですよ。
  そのまま手を入れれば熱いに決まっているでしょう・・・・ ┐('〜`;)┌
【私】・・・・・・・・・
【母】(手を洗っている)この様に手を水で濡らして、
   さっとふきんをつかんで取り出す。
【私】そうでした。手を水につけるんでしたね
   (熱い思いをして、今頃水に手をつける)
【母】(手でちぎって食べている (^〜^)モグモグ)まあまあね
【私】私も・・・・
【母】できたと言っているでしょう。早く切り分けますよ
【私】そっそうですね・・(食べられなかった)



■食べちゃいましょう〜♪
【母】熱いうちに切りわけるのです。
【私】は〜い 包丁♪包丁♪(包丁を手にしていると・・)
【母】ぷぷぷぷぷぷ・・・・糸を出してちょうだいね
【私】はぁ、、、、糸ですか?(不思議そうに糸を手渡し)
【母】お水につけてから・・・・
【私】?????
【母】(糸をまっすぐに引っ張りながら切っている)何人前だっけ?
【私】あっ、そんなんで切れるのですか?
【母】もう、聞いているのに・・・(お餅サイズに切り分けている)お皿!!
【私】はい。。。。。。
【母】できたわ。ではこれは仏様にね。
【私】はい。。

*我が家では最初に食べるのは仏様と決まっています。



■感想でしょうか?
【母】この芋のほっくり感がおいしさの秘密よ
【私】うっ、、(^〜^)モグモグ
【母】おいしいでしょう・・・・・・?
【私】うっうううう (^〜^)モグモグ
【母】何とか言ったら・・・・?
【私】(苦しそうに・・・)お茶いただけません?
【母】ぷぷぷぷぷ・・・バカだね〜いっぺんに食べ過ぎなんですよ。はい、お茶
【私】ふ〜〜 おいしいですね。(やっと食べられた満足感)


  






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